新居拓也のブログ。2016年夏、カナダのユーコン川を下ってきました。前職は地方紙記者。元川の学校スタッフ。


by n11t

出発前の最後の一日。

レンタサイクルの返却までにまだ時間があったので、川沿いを上流に走ってダムを見に行った。

こちらに来てから、午前晴れて、午後に雨が降るというサイクルが続いていた。

この日も朝は川がキラキラと輝いていた。


ホワイトホースダムはユーコン川本流にある唯一のダムだ。

ダムの下側からダム湖に向かって、木製としては世界最長とされる366メートルの魚道がつけられている。

魚道の設置は1959年。サケの遡上が古くから重要視されていたことがわかる。

資料館の展示によると、ユーコン川は世界で最も長い距離をサケが遡上する場所なのだそうだ。


夕方、ホテルに戻って最後のパッキング。

レンタルしたベアバレルに食料を詰め込む。

ベアバレルは蓋の周りに金具をはめ込んで硬く固定し、クマによって開けられないようにしている。

明日からついにユーコンの荒野へ。


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# by n11t | 2016-11-04 07:00 | ユーコン川

カヌーピープル

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ホテル5分も歩けばユーコン川のほとりにたどり着く。流れは力強く、水は深い青色。魚の姿も見えた。

カヌーをレンタルするカヌーピープルもそこにある。庭には多数のカヌーやカヤックが積まれているのですぐにわかった。出発は店の横の河原からできるようだ。

ツーリングの開始までは2日あった。その間に食料や足りていない道具を買い、ホワイトホースを観光する予定にしていた。

カヌーピープルの店内にはドライバッグから鍋、虫除けスプレー、ナイフなどが所狭しと並んでいた。本当に実用的なものを選んでいるという印象だ。ユーコンの川旅に必要なものはほとんどここで手に入るのではないか。ただし釣り道具は取り扱っていない。

僕は到着を伝え、レンタルの支払いを済ませた。


ユーコンの土産屋

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メイン通りで土産物屋を物色していると、「ユーコンキャンプファイヤーコーヒー」という楽しいコーヒー豆を見つけた。裏に書いてある淹れ方はこうだ。


 ・ビリー缶をフレッシュなユーコンの流れに浸します。

 ・キャンプファイヤーで湯を沸かします。

 ・この独特なコーヒーを二掴み、お湯に入れてください。

 ・火から離して、岩か薪の上で3~4分冷まします。

 ・そのうちコーヒーの屑はそこに沈むでしょう。 

 ・そうしたら慎重にマグを缶に入れてすくってください。

 ・あとはゆっくり腰掛けて、ユーコンの朝日を楽しんで。


「挽いたコーヒー豆に真ん中から静かにお湯を注いで蒸らす」といった近代コーヒーの流儀に「しゃらくせえ!」と石を投げつけているようだ。自分用とお土産用に2つ購入した。


店に並ぶTシャツには色々なイラストが描かれており、カナダ人があの手この手でキャンパーを脅そうとしている。


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カナダ式テイクアウト

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ビールが落ちていても拾ってはいけません。

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ハイキングのガイドライン。グループの中で必ず自分は誰かより足が速くなければ行けません。


川辺でフードトラックでホットサンドを買って食べた。カリッと焼いたパンはバターが香り、中にはチーズがたっぷり。ユーコン川を眺めながらの昼食。これって幸せってやつじゃないのか。


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大きなアウトドア用品店があり、そこで99ドルのタープを買った。必要かどうか迷ったが、この決断が正しかったことをあとで知る。


スーパーマーケットでは、行動食のドライフルーツ、ナッツ、パスタ、パスタソース、チョコレートなどを買い込んだ。スーパーではドライフルーツは量り売りされていて、好きな量を買うことができる。ドライフルーツを行動食にするのは、ユーコンの先輩、川の学校元スタッフのクラがやってたことだ。


釣り道具を買う

KPでレンタサイクルを借り、パンフレットに”fishing gear”と書かれていた店に向かったが、そこには店の気配すらなかった。アップダウンがある道を片道40分進んで汗まみれだったが、仕方なく引き返した。


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ユーコン川の対岸では雷が落ち、文字通りバケツをひっくり返したように豪雨が降っているのがわかった。


KPに戻って尋ねると、道中で見かけたCanadian Tireという大きな店がホームセンターで、釣具はそこにあった。「カナダのタイヤ産業も頑張ってるんだな。ネーミングは”トーヨータイヤ”みたいなネーミングかなあ」などと考えながら通りすぎた店だった。


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店内には数十本のフライ、ルアーのロッドが並び、各種ルアー、フライ、キャンプギアからライフルまで並んでいた。フライは店員さんに聞いたところ、「今はモスキトーパターンだ」と言って、頭に金属のおもりが付いたニンフを勧められた。


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確かにタイヤも置いていた。ちなみにTireにホームセンター的な意味があるのか調べてみたけれど、しっくりくるものはなかった。


ユーコンの地元ビール

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一雨が去ったのでまた自転車に乗り、地元のビール醸造所「YUKON BREWING」へ。

LONGEST NIGHT(最も長い夜)

UP THE CREEK(支流を遡る)

など名前がいちいち面白く、イラストもいちいち可愛い。


僕は4種類24本を購入した。その1つがこちら。

LEAD DOG ALE(橇犬のエール)


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旅が終わってからバンクーバー十数種の地ビールを飲んだが、それよりも格段に美味しかった。



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# by n11t | 2016-11-03 07:00 | ユーコン川

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突然だがどうでもいい話をする。

アメリカ映画で、事件現場に駆けつけた刑事が箱に入ったチャイニーズを食べているシーンを見たことがないだろうか。おそらくは「多忙でゆっくりと食事する時間もない」という表現なのだろう。具体的にはデヴィットフィンチャーの「ゾディアック」くらいしか思い浮かばないが、僕は「あのテイクアウェイはどんな味がするんだろう」とずっと思っていた。


バンクーバーでカナダに入国し、夢の箱入りチャイニーズフードを食べた。米麺の焼きそばであったが、おいしくなかった。麺の感触も、食べる僕の姿も「もそもそ」という擬音がしっくりきた。

そんな旅の始まりだった。



バンクーバーから旅の出発点ホワイトホースへは飛行機で2時間。映画が途中で終わる中途半端な空の旅で、ディズニーの「ズートピア」を見ていた隣のおじさんは事件の黒幕が判明したシーンで着陸となってしまった。ちなみにズートピア、僕は成田ーバンクーバー間でばっちり全部見ていた。



ホワイトホースに着いたのは夕刻だった。

バスがなかったため、仕方なくタクシーを使った。濃い灰色の雲から大粒の雨が降り始めた。どうやら旅も簡単ではなさそうだなと思った


市中心部まではタクシーで10分ほどで、20ドル前後。宿泊したのはエクスペディアで「立地がとても良い」と評価されていた「エリートホテル」。1泊100ドル程度。部屋でWi-Fiが使えないと言う欠点はあったが、確かに立地は最高だった。


荷物を部屋に放り込んで一息つくと雨が上がっていた。街を散策し、川辺を歩き、街のはずれのスポーツバーでは試合を流していた。本拠地トロントとは正反対の場所にあるが、やはりここはカナダなのだ。


ホテルに帰ってベッドに入ったが、外はまだ明るかった。周囲は午前0時頃にやっと暗くなった。


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# by n11t | 2016-11-02 07:00 | ユーコン川

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雨の虎杖浜  


6月14日、関空発のピーチで北海道へ。モンベル社員の友人いっぺーとの2人旅で、ユーコンへの道具テストなどやりたいことがたくさんあった。


新千歳空港でレンタカーを借り、雨の中を南下。小雨の中、波しぶきが散る虎杖浜でタラコの海鮮丼を食べ、のぼりべつクマ牧場へ向かう。


のぼりべつクマ牧場の存在はTBSラジオ「たまむすび」で知り、おもしろそうだと思っていた。ユーコンで野生のクマに出会う前に、クマの存在感に慣れておこうと考えていた。


駐車場からロープウェイに乗り頂上へ。眼下には深い笹原が広がっていた。「こんなところで絶対にクマに出会いたくないな」と苦笑。雨は本格的に降っており、カッパを上下とも着なくてはらなかなった。

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ヒグマには「車がぶつかっても決してビクともしないのではないか」と思わせる圧倒的な重量感があった。そのゆったりとした動きに強さの説得力があった。


出会ったら多分ビビって何もできない。抗おうとしても無理だ。出会わない、出会っても人に興味を持たせないが最善、と見た。


傍らには資料館もあり、クマの剥製の展示、生態の解説などがされている。資料の情報をまとめると、クマ対策はこうだ。

①子連れ、出合頭が要注意。クマの出現が心配される際には声など音を出して存在を知らせる

②テントの中や近くに食べ物を置かない

③それでも出会ってしまったら、視線をそらさず

④後ずさりし

⑤バックパックを置くなどして注意をそらせて立ち去る

⑥仮にも襲われたら首の後ろを手で守りうつ伏せになる

⑦あきらめない。


「吉村昭の羆嵐は絶対に読まない」と言う個人的な見解も加えておく。


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資料館の展示。こんなの絶対無理!


その後、札幌、すすきのへ。

美味しいジンギスカンと寿司を食べ、個人的な外交問題で頭をかかえるいっぺーを傍目に寝た。


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# by n11t | 2016-11-01 07:00 | ユーコン川

先ずはカヌーの予約

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出典:Kanoe People ホームページ 


カヌーは4月下旬、野田さんと旧知の「カヌーピープル」でレンタルを予約した。この店はホワイトホースの中心部の川のほとりに店を構えていて便利だ。

ホームページには、レンタルカヌーでユーコン川を下るいくつかのパターンが紹介されていた。例えばこんな感じ。


レンタル料

・ホワイトホースからカーマックス、320キロ、8日間で225カナダドル

・ホワイトホースからドーソンシティ、736キロ、16日間で375カナダドル


サイトには日本語のページもあって日本語での予約も可能のようだったが、これから英語圏を旅することを踏まえて英語で問い合わせてみた。


✉︎4月24日 僕からKPへ

「7月半ばから8月上旬まで16日間のカヌー旅を計画しています。正確な日程はまだ決まっていません。あなたの会社でカヌーをレンタルしたいのですが、予約の状況はいかがですか。予約は急いだ方が良いでしょうか。」


✉︎4月26日 ガスという男性から僕へ

「7月中旬にカヌーをレンタルすることができます。7、8月は繁忙期なので、日程が決まりしだい早めに予約することをお勧めします。」


後から知ったことだが、ガスさんはKPを退職したおじさんで自宅で予約やメールのやりとりを担当しているらしい。


メールには、川旅に必要な道具とレンタルできる道具のリストが添付されてきた。僕が持って行った道具はほぼこのリスト通りになった。レンタルできる道具のリストには、バーナーなどのキャンプ用品からナタ、防水バッグなどが並んでいた。


僕は16日間の日程で、カナディアンカヌーをレンタル。カナディアンは経験がないが、いかにも船らしい見た目に憧れていた。船長の気分が味わえそうじゃないですか。

すぐに日程を決めてメールを送り、4月下旬に予約が確定した。


どんな保険がきくのか?


万が一事故して死んだとしても、家族に遺産くらいは残したい。とはいえ、ユーコンの川旅に適応される保険ってどんなものか、見当がつかなかった。


モンベルの友人やっぴーが過去に保険を担当していたので、問い合わせてみた。彼はすぐに返信をくれ、「これではどうだろう」とモンベルの系列会社ベルカディアが代理店の富士火災の海外旅行保険を紹介してくれた。


気になったのは、契約にあたって質問される「旅行中に危険な職業・職務に従事されますか?または危険な運動を行う予定はありますか?」という項目だ。


「危険な運動」とは別項で、「山岳登はん(ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用するもの)、リュージュ、ボブスレー、スカイダイビング、ハンググライダー搭乗、超軽量動力機(モーターハンググライダー、マイクロライト機、ウルトラライト機等)搭乗、ジャイロプレーン搭乗、航空機操縦、自動車等の乗用具による競技・競争・興行・試運転、その他これらに類する危険な運動をいいます。」と説明されている。


「その他これらに類する危険な運動」に、ユーコンの川下りは含まれるのだろうか。

クマにがぶがぶかじられながら「本当に保険は適用されるのだろうか」などと考えるのは嫌だと思った。


書かれてた電話番号に問い合わせてみると、モンベルの本社につながった。担当の方に旅の概要を伝えると、「確認してみます」とのこと。数時間後に返答があり、「その時期のユーコン川でしたら、危険な運動には当たりません」と回答してくれた。(※実際に契約される方は各自確認を。)


保障内容は傷害死亡3000万円、傷害後遺3000万円、治療救援費用3000万円などだった。23日間保険料14890円で、後日契約した。



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# by n11t | 2016-10-31 07:00 | ユーコン川
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出展:小学館ホームページ


「ユーコン川へ行こう」

と思いったはいいが、そこはどんなところなのか、僕はいまいち掴みきれずにいた。

確かに野田知佑さんの著作では川の様子が詳細に説明されている。

ただ僕はその文章から抱くイメージと現実が符合しているのか自信がなかった。


クマはどんな生き物か。

キャンプ地はどんな場所なのか。

ユーコンまでのアクセスは。

川の水量や流れの強さはどれくらいか。


まずはその雰囲気を知り、自分の力量とユーコンの現実を結びつけたいと思った。今、日本で簡単に見られるユーコンの貴重な映像資料は「水曜どうでしょう ユーコン川160キロ〜地獄の6日間〜」だけだ。(そしてこれはこの上なく面白くわかりやすい)


話は直接聞くに越したことはないと思い、3月中旬、僕は野田さん宅を訪れた。いつも通り犬のアレックスとハナがダッシュで出迎えてくれた。

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出典:ユーコン準州観光局公式サイト


まずは、何よりも心配なクマについて。野田さんとみどりさん曰く、最も一般的なルートであるホワイトホースからドーソンに至る区間ではクロクマが多い。上流部ほどその傾向が強いという。


グリズリー(みどりさんの言い方では「グリ」)は大型でクロクマより凶暴であり、気をつけなければならない。日本のクマで言えば、クロクマはツキノワグマの仲間、グリズリーはヒグマだ。

では、どのような対策をすればいいのか。


野田さんは、基本的な対策を守っていれば大丈夫という。

基本的なクマ対策とは、

・テントの中に食料を入れない

・食料はテントから離れた場所に置く

などといったことだ。


しかし、野田さんは今まで多くの旅で銃を携行していたではないか。そのことについて聞いてみた。

「テロ以降、外国人は銃を手に入れられなくなった。でもクマは臆病だから心配する必要はない」

続けて野田さんは「クロクマは犬より臆病」と言い、みどりさんは「前に一緒に行ってた人がトイレ中に出会ったらしいけど、スコップで顔を叩いたら逃げたみたい」と語った。最後に野田さんは「大丈夫だ」といい、僕は随分と気が楽になった。


その他にわかった主要な事柄は次の通り。


・ユーコン準州の州都ホワイトホースからゴールドラッシュの街ドーソンまで下る約2週間のコースが最も人気。

・そこには多くのパドラーがいる。毎晩国際交流のようなことができてとても楽しい。

・7月半ばからの1か月がハイシーズン。その頃には蚊も少なくなる。

・焼酎を持っていくといい。”Japanese Gin”と言って外国人に振る舞えば喜ばれる。

・ホワイトホースにはカヌーピープルという野田さんと親しいカヌーレンタルがある。ドーソンではカヌーを回収してくれる。

・詳細な川地図はカヌーピープルで売っている。

・ホワイトホースには大型のホームセンターやアウトドアショップなどがあり何でも手に入る。


訪問した際、野田さんは2014年にユーコン川を筏で下った際の旅行記の出版に向けて準備を進めていた。その本は1か月半後の5月、「ユーコン川を筏で下る」(小学館)と言うタイトルで発売された。


本では川旅の行程が詳細に記録されていた。キャンプ地や町の情報も豊富でユーコンの歴史などの逸話も多く、これまでに20数回ユーコンを旅している野田さんにしか書けない内容だと思った。その後、僕は何度も読み返し、準備だけでなくツーリング中にもガイドブックとして利用した。


唯一「ええ!」と思ったのはクマのこと。野田さんはあれほど「大丈夫だ」といっていたのに

「極北の川を行くときにクマ対策として銃を持っていくことに無関心な人がいる」(P66)

「佐藤(秀明さん)が言った。『僕の娘だったら絶対に一人ではユーコンにはやらないよ』」(P117)など脅し文句がオンパレードだった。

野田さん、聞いてないです!



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# by n11t | 2016-10-30 06:31 | ユーコン川
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ダウンタウンのハーバーから

ニュージーランドに来て10日が経った。
この国の高校を卒業して以来で12年ぶり。オークランドの街は思ったほどは変わっていなくて、拍子抜けした。

ぱっと見で変わったといえば、日本料理屋や中東系の人が増えたことだろうか。
すぐにでも潰れそうだったフードコートも、そこで韓国人がやっていた日本定食屋もまだあった。

ただ物価上昇はかなり進んだようで、そこの焼肉定食が12ドルから17ドルになっていた。
ホステルのドミトリールームの値段もかつては1泊20ドル弱がたくさんあった気がするけど、今じゃその価格は見当たらない。
記憶違いだったらすみません。

オークランドでやること

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ニュージーランドのコーヒー"フラットホワイト"

オークランドでやろうとしていることは次の通り
・車の購入
・銀行口座の開設
・IRDナンバー(納税者番号)の取得

これだけなのですぐにできそうなものだけれど、いい値段で見つかった車の引渡しが11月上旬に決まった。
本当は少しでも早くこの街を出たいのだけれど、停滞しなければならなくなった。

なので大体はカフェにいて調べ物などをしている。
ちなみにニュージーランド、WiFiが日本並みに普及していないので、ネットができるカフェを探すのも一苦労。
見つかればフラットホワイトを注文し、調べ物などをしながら1日が終わっていく。

オークランドの憂鬱

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オークランドで一番大きな通りクイーンストリート

僕にとって高校時代のオークランドは何もかもがうまくいかない街だった。
英語ができない、友達もできない、何のために留学したのかわからない。
どうしようもなく、ため息をつきながら映画を見に行って、とぼとぼ歩いていたのが今いるクイーンストリート。

12年経って自分も変わって、街の印象も変わるかもしれないと思ってオークランドに来たが、そうでもなかった。
都会でやれることは少ない。
この街に住む人やホステルでパーティーしている旅行者ともなんだか波長が合わない。

昨日ホステルに泊まっていたドイツ人の女の子がつぶやいていた。
「明日、やることがない」
2人でピザを食べに行ったけど、ひどい日本語訛りとドイツ語訛りで会話は半分しか通じなかった。

昔うまくいかなかったのも街のせいなんじゃないか?

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# by n11t | 2016-10-22 07:59 | ワーキングホリデー

ボロクソワーゲンのボロ

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愛車のフォルクスワーゲン・ポロを手放した。
エンジンはまだまだ元気で内装もきれいなのだが、これから1年ほどニュージーランドに行くので、高い保険料を払ってはいられなくなった。
3年前に6万キロ、80万円で購入して今10万キロなので、元はとったかなと思う。

もともと乗り込まれた中古だったのだが、僕はこの車にアウトドア道具を満載し、荒れ道を行き、河原へ乗り入れた。
長野や新潟までなんどもスキーに行ったし、カヤックも5艇くらいまでなら平気で積んだ。
荷物をたくさん載せたかったので、ルーフラックを装着して屋根に山盛り荷物を積んだ。


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ルーフラック装着

そもそもこの車は
「私はアウトドア用の車でも、ファミリー用でも、ドライブ用でもありません。ただの車です」
という雰囲気がよくて選んだ。
トランクの底が深かったり、ハンドルの下にも小物置きがあったりと、日本車にない気遣いも多くて使いやすかった。
ハイオク車だが、レギュラーガソリンでも普通に走った。

ポロはそのうちボロボロになり、友人には「ボロクソワーゲンのボロ」と呼ばれるようになった。
かつてアメリカの若者が自由を表すために小さな中古のワーゲンに乗ったという。
だからボロいは精神なのだ。
多くの友人が愛情を込めてボロと呼び、僕はそれを嬉しく思っていた。
あれ、みんな愛情こめて呼んでたよね?

幸運にも、乗りたいと言う人が現れたので、無償で譲り渡すことができた。
今までありがとう、ボロ。
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# by n11t | 2016-10-04 16:39 | 川遊び
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先日発売されたアウトドア雑誌BE-PAL(2016年10月号)の野田知佑さんの連載で、僕のユーコン旅が紹介されました。
4ページもの場所を割いてくださり、旅をダイジェストをまとめてくださっています。ぜひごらんください。

記者の友人や雑誌に寄稿している友人からは「新居君が書いた記事ではないの?」というツッコミもいただきました。
確かにせっかく記者として7年間働いたわけだし、書くこと自体も大好きなので、何かできればと思っています。今後頑張ります。

ブログでも旅をふりかえっていければと思いますのでよろしくお願いいたします。
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# by n11t | 2016-09-15 14:10 | ユーコン川

鳴門エギング

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川塾のペペと和也と鳴門にイカ釣りに行ってきた。
9月上旬に続いて今年2回目。
前回は手のひら(に全身が乗る)サイズが3〜4匹。

午前4時半の亀浦集合を目指して出発。
大粒の雨がフロントガラスを打っていた。
早起きは苦手だから眠いし、「もう今日は諦めませんか」という白旗を上げたくなるも我慢。

全員遅れて5時スタート。
足場の良い岸壁で釣る。
風はないけれど、いかんせん雨が強い。

墨跡は東端より西端に多かった。
ただ、それがわかったのはの後こと。
僕は東側から大鳴門橋方向に向かって釣った。

「今日は厳しいだろうなあ」なんて思っていたが、少ししてペペが「来た!」と声を上げた。
バラしてしまったが、明確にイカだったらしい。
「お、丁寧にやれば釣れるのかも」と思い俄然やる気が湧いた。

エギは2号と小さなものを用意したので、竿はメバル用を使用。
周囲も明るくなり始めた午前6時前、底付近で最初の1匹をかけた。
引かないのでゴミかと思った。
かかっているのは長い足一本だけ。
どうやら渋いみたい。

先週よりはだいぶ良いサイズ。
これなら持ち帰っても良心の呵責に悩まされることもない。

30分ほどしてもう1匹。
しゃくって着底した後、ラインにテンションをかけると走り出した。
さっきの1匹より重いし、よく引く。
メバルロッドの曲がりがちょうど気持ち良い。
こちらも足一本。



今回の釣行では、雨具の下にファイントラックのアクティブスキンタイツを着用。
使用した感触はとてもよく、雨の中なのに寒くなく、かつその存在を忘れてしまうほど快適。
上半身用の長袖も買おうかなと思った。

その後、完全にあたりが遠のいたので、数カ所移動。
手のひら(全身が乗る)サイズが釣れたけれど、リリースした。

9月下旬か10月上旬からワーホリでニュージーランドの予定。
あと何回行けるだろうか。
もちろん、エギはニュージーにも持っていくけどね。



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# by n11t | 2016-09-15 13:33 | 釣り